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日语二级复习题:文法详细解说(13)

分类: 日语  时间: 2019-01-18 10:56:24  作者: 全国等级考试资料网 

ちょっと考えてみましょう。

1 人類と他の生物との大きな違いは何でしょうか。

2 世界の人口が増え続けると、どうなると思いますか。

100億頭のゾウ

人類は約1万 年前に、それまで長く続いていた狩猟採集に頼る生活から、農耕牧畜を中心とする生活へと、ライフスタイルを一新させた。他の動物や植物などと全く同じ立場 である生物としての生き方から、森を焼いて農地や牧畜地に変えて自らの食料を主体的に生産していく、人間という別種の存在になったのである。

生物圏の中の一員としての人類であったときは他の動植物と同じパターンで物やエネルギーの流れを利用する、受動的な生き方をしていた。ところが、いつの間 にか、森林を伐採して農地を作ったり、エネルギー源として石炭や石油を利用するようになった。つまり地球というシステムの物やエネルギーの流れを積極的に利用する、能動的な生き方に変化した。この現象を、私は「地球システムの中の①生物圏から人間圏が分化した」と表現しているのだが、その理論については回を追って詳しく説明していこうと思う。

このような人間圏を作ったときから、現在の人間が抱えるすべての問題が始まった、とってよい。

もし生物圏の中で生きていくとすれば、物やエネルギーにおいて他の生物と同じレベルだから、人類の数はせいぜい1000万人止まりだろう。ところが我々は人間圏を作って、地球システムそのものから物やエネルギーを利用しているため、60億人近い人口が存在できている。

20世紀に入ってからの100年間では、人間圏は少なくとも4倍に拡大している。20世紀初頭には15億人程度だった世界人口が、20世紀末の現在では60億人近くになった。この割合で人口増加を続けていくと、あと2000年ほどで人間の総重量は地球の質量と等しくなってしまう。地球ではなく人球というわけだが、地球の上には地球と同じ重さの人類が生活することが可能かどうか、考えなくてもわかるはずである。

地球が人球になってしまうことを、いったいどのくらいの人が知っているだろうか。人間圏の存在が地球システムの物やエネルギー流れに乱れを起こし、環境問 題や資源・エネルギー問題、食糧問題、人口問題などの課題として、我々の文明のあり方に問題を投げかけているのも至極当然といえるだろう。

ところで、エネルギー代謝からみた場合、「1人の人間は1頭のゾウに匹敵する」ことをご存知だろうか。

ゾウは草食動物だから、動物を食べて自らの生活に必要なエネルギーを得て、それを日常の行動や生理現象の中で消費していく。そのゾウを養っている植物は、 太陽エネルギーを使う光化学反応(炭酸同化作用)によって生活に必要なエネルギーを得ている、という関係が成り立っている。

人間の場合は、こんな簡単な図式ではすまない。雑食のため動物も食べるのだが、その動物にも草食だけでなく肉食種もあり、肉食動物はさらに別の動物を食 物として必要とする。行き着くところは太陽エネルギーで育つ植物なのだが、人間がじかに植物を食べるものとして計算すると、途中のロスが含まれるため膨大なエネルギー量となる。

加えて、これこそが問題なのだが、衣、住のためにも大量のエネルギーを必要としている。他の動物にはほとんど見られないエネルギー消費のパターンで、この事実だけ生物圏と人間圏が異なることがわかるはずだ。

このように②人間1人のエネルギー代謝をみてくると、優にゾウ1頭分に匹敵する数値となるわけである。

21世紀の半ばに、世界の人口は100億人を超えると推測される。つまり、100億頭のゾウが地球上で生活することになる。このような世界を、はたして想像することができるだろうか。生物圏のなかで生活する本物のゾウでは決して起こらない事態が、生物圏を飛び出して独自の人間圏を作ってしまった人類に起きているのである。

まだまだ巨大化を続ける人間圏を、我々は今後どのように運営していくつもりなのか。恐竜は最後にはあっけなく絶滅したものの、トータルでは1億数千万年という長期間にわたって繁栄した。ところが人類が誕生してから、まだ1000万年にもならないのに、すでに絶滅について考えねばならなくなった。

人間圏が安定して存在できるかどうかは、その規模次第といえる。たとえば10億の人からなる人間圏なら、現在の豊かさを維持したまま1000年間は持つことだろう。だが、世界人口100億人ともなると、せいぜい100年という時間であろう。

人類は、サルから分化したヒトとして地上に現れてから500万年たらず。人間としての文明を持ってからわずか1万年という短い時間で、大きな課題を抱えてしまっているのである。

「『1万年後の「人間圏」』松井孝典『SINRA』1998年5月号(新潮社)より」

内容の問題

Ⅰ1~7を読んで、本文の内容と合っているものに○をつけなさい。

1( )人間以外の生物は食料を生産しない。

2( )人間は、はじめから生物圏と分かれて、人間圏を作っていた。

3( )人類が他の生物と同様の生き方をしたら、人口は1000万人ぐらいだっただろう。

4( )人間圏の存在は地球システムやエネルギーの流れに変化をもたらした。

5( )1人の人間のエネルギー代謝はゾウ1頭分より少ない。

6( )人類は人間圏を作ったことで、巨大化した。

7( )人類は恐竜よりも長く繁栄するにちがいない。

Ⅱ 本文の内容と合うように「 」の中から適当な数字を選び、( )に書きなさい。

「100 2000 1万 1000万 1億数千万 100億 」

1 人類が大きく生活を変えて、人間としての文明をもったのは( )年前である。

2 生物圏だけで生きていける人類の数は( )人までである。

3 人口増加が続いて、人間の総重量と地球の質量が同じになるのは約( )年後であろう。

4 21世紀半ばの世界人口は( )人以上になるであろう。

5 恐竜が繁栄していたのは( )年という長い間であった。

6 現在の豊かさのままで100億の人間が生活できるのは、あと( )年程度であろう。

Ⅲ「生物圏から人間圏が分化した」とはどういうことでか。1~4から最も適当なものを1つ選びなさい。

1 人間がサルから分化して、ヒトとして現れたこと。

2 人間が地球の物やエネルギーを積極的に利用するようになったこと。

3 人間が他の生物と分かれて、森や牧草地に住むようになったこと。

4 生物圏の中のエネルギーを利用しなくなったこと。

Ⅳ 「②人間1人のエネルギー代謝をみてくると、優にゾウ1頭分に匹敵する」とはどういう意味ですか。1~4から最も適当なものを1つ選びなさい。

1 人間が食糧からとるエネルギー量と、ゾウが生活に必要とするエネルギーが同じである。

2 人間の石油、石炭などのエネルギー消費量は、ゾウの日常の行動のエネルギー量に匹敵する。

3 人間一人が生活していくためのエネルギー量は、ゾウ1頭が食べる植物のための太陽エネルギーの量と同じである。

4 人間がじかに植物に食べるとして考えた場合、途中のエネルギー・ロスとゾウの消費するエネルギー量は同じになる。

Ⅴ 本文の中で、筆者が一番言いたいことは何ですか。1~4から最も適当なものを1つ選びなさい。

1 21世紀は人間が絶滅して、100億頭のゾウが生きる時代になる。

2 人間は現在の豊かさを維持したまま、恐竜のように長期間にわたって、繁栄できる。

3 人間はゾウに匹敵するエネルギー量を必要とするから、また生物圏にもどるべきだ。

4 このまま人間圏が巨大化し続けると、人類が絶滅する恐れがある。

言葉の問題

Ⅰ ①~⑤の言葉の意味をa~eから選び、( )に記号に書きなさい。

匹敵 ( ) a 会社などの組織を動かしていくこと

推測 ( ) b 同じぐらいであること

運営 ( ) c ある状態をそのまま保っていくこと

繁栄 ( ) d 大きな勢力をもつこと

維持 ( ) e たぶんことだろうと考えること

Ⅱ Ⅰの①~⑤から適当な言葉を選び、__に書きなさい。

1社長は「我が社の__のために、ますます努力してほしい」と言った。

2海のそばに別荘を建てたが、__するのにお金がかかってたいへんだ。

3太陽エネルギーに__するエネルギーは見つからないだろう。

4あの研究会は5人の委員によって__されている。

5たとえわからない言葉があっても、前後の関係から、文の意味は__できるはずだ。

Ⅲ 1~6の__に入る言葉をa~fから選び、__に記号を書きなさい。

「 a牧畜 b反応 c草食 d狩猟 e生理 f人口」

1__採集 2農耕__ 3__動物 4光化学__ 5__現象 6__増加

本期翻译答案与讲解:Ⅰ 1 3 4 6

Ⅱ 1 1万 2 1000万 3 2000 4 100億 5 1億数千万 6 100

Ⅲ 2

Ⅳ 3

Ⅴ 4

言葉の問題

Ⅰ b e a d c

Ⅱ 繁栄 維持 匹敵 運営 推測

Ⅲ d a c b e f

100亿头象

人类直至大约一万年前还是靠狩猎采集维持生活,当向农耕畜牧为中心来生活时,同时刷新了生活方式(life style)。其他动物植物等完全相同的立场中生活的生物的生活方式向焚烧森林改变农地、畜牧地积极生产自身食料,人类成为了这种别种的存在。

当人类还作为生物圈一员时,与其他动植物同类型中利用物质、能源的发展,被动地生存。不知从何起砍伐森林制作农地,利用煤炭石油作为能源源头。总之积极利用地球这系统的物质、能源的发展,变成主动地生活。这现象表现成“地球系统中从生物圈进化为人类圈”,我就这一理论讲在下回详加说明。

从创造出这样的人类圈开始,现在人类所有的全部问题也开始了。这么说也未尝不可。

如果在生物圈中生存的话,物质或能源方面和其他生物同一级别,人类的数量最多就停留在1000万人。但我们创造出人类圈,利用地球系统中的物质或能源,能存在将近60亿人的人口。

进入20世纪的100年间,人类圈至少扩大了4倍。20世纪初才15亿人世界人口,在20世纪末接近60亿人。按这比例人口持续增加,大概2000年后人类的总重量等于地球的质量。不再是地球而叫人球,地球上能否生活与之相同重量的人类,不用想也该明白了。

地球变为人球这事究竟又有多少人知道呢。人类圈的存在引起了地球系统的物质、能源发展的混乱,环境、资源、能源、食量、人口问题等为课题,在我们文明现状中提出疑问可以说是极其自然的。

但从能源代谢来看,是否知道“一个人来比得上一头象”呢?

象是食草动物,所以动物食用,在自身生活汇中获得必要能源,又在其日常行动或生理现象中消费掉。养象的植物利用太阳能源以光化学反应(碳酸同化作用)获取生活必需的能源,是建立在这种关系上的。

人类的场合,这么简单的公式是不够的。由于杂事动物也要吃,那些动物不仅是食草的也有肉食类的,肉食动物又食别的动物是必须的。最后的地方(循环的最初级)是太阳能源来培育植物,按照人类直接吃植物来计算的话,包含途中能源的损失就达到了巨大的能源数值。

而且这才是真正的问题,为了衣服,住行需要大量的能源。在其他动物几乎看不见的能源消费类型中,只要这个事实就能明白生物圈与人类圈的迥异。

这样就成了从一个人类的能源代谢来看,足以匹敌一头象的数值。

21世纪中期,推测世界人口将超过100亿人。也就是说,100亿头象生活在地区上。这样的世界,真的能想象出吗?生物圈中生活的真正的象决不会发生的事态,单飞生物圈而创造出人类圈的人类中却会发生。

仍将持续巨大化的人类圈,我们今后打算如何运营呢。恐龙最终草草灭绝,但合计长达1亿几千万年间繁荣。可人类从诞生起,还不到1000万年,就不得不考虑全人类灭亡。

人类圈能否安定存在,可以说依其规模为准。比如10亿人开始形成的人类圈,能维持现有的水准1000年。但世界人口一旦到了100亿人,顶多就100年的时间了。

人类从猿进化为人出现在地上不到500万年。作为人类所拥有的文明短短1万年间,(却)抱着沉重的课题。

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