日语能力考试二级阅读练习(十四)
分类: 日语
时间: 2019-01-23 08:32:13
作者: 全国等级考试资料网
とめた息をつく。もちろんタクシーは走ってはいるが、うまくつかまらずに町なかをタクシーを求めてさまよい歩くこともある。重い荷物を持ち運ぶとなると、②欲しい本も、次の機械にとあきらめざるをえない。こんなとき、自分の車があったらどれだけ楽か分からない。
知り合いには五十歳を過ぎて免許を取った男性たちがいる。彼らに免許の話を聞こうとすると、話が途切れることはない。苦労して取ったので、その喜びはたとえようもないらしく、目が輝いている。
「運転はいいですよ。ぜひとりなさい。私なんか週末、必ずドライブに行ってます」
と勧められた。
「家には居場所がありませんからね。でも車の中は僕だけの個室だから」
そういう考え方③もあったのかと私はうなずいた。
もう一人は、無事に免許を取っても、最初は右折(うせつ)(注2)をするのがとても怖かったという。駐車をするにも、③スペースがあるときは問題ないのだが、二台の車の間に駐車するとなると、舞い上がって(注4)しまうといっていた。
免許を取って直後、彼は近所のスーパーマーケットに行こうと試みた。彼がまずやったのは、徒歩(とほ)(注5)でその店まで行き、駐車場が空いているかを確認することだった。そして右折ばかりを繰り返し、ものすごく大回りをして店まで行った④というのである。
この話は笑い話として伝えられているのだが、もしも免許を取ったら、私も⑤そういうことをやりかねない。最近は年配の人も車を運転しているし、それを見ると自分もしてみたくなる。しかし適性や事故を起こしたらなどと考えはじめると、便利だからという気持ちは、しゅーっとしぼんでいってしまい、いまひとつ教習所の門を叩くまでにはいたっていないのである。
(注1)~とすら思う:~とまで思う、~とさえ思う
(注2)右折:道を右に曲がること。車が左側を通行する日本で は、交差点で右折するときには前から来る車に十分する必要がある。
(注3)スペース:空いていうる場所。
(注4)舞い上がる:どきどきした気持ちになる。
(注5)徒歩で:歩いて。
(注6)年配の人:中年以上の年の人。
(注7)いまひとつ:あと少しのところで
(注8)教習所:車の運転技術を教える学校
問1 ① 「必需品になるのではとすら思うようになった」とあるが、どうしてか。
1 最近タクシーがつかまらないことが多いから。
2 若い時より重い荷物を運ぶのが大変だから。
3 年寄りがみな運転するようになっているから。
4 年寄りにとってドライブは楽しいものだから。
問2 ②「欲しい本も、次の機械にとあきらめざるをえない」とあるが、では筆者はあきらめてどうするのか。
1 運転免許を取るまで本を買うのをがまんする。
2 タクシーに乗って欲しい本を買いに行く。
3 自分で持ち帰れる数の本だけ買うようにする
4 もう欲しい本を買うのはやめることにする。
問3 ③「そういう考え方」とあるが、どのような考え方か。
1 家が狭かったら車の中で生活すればよいという考え方。
2 ドライブは一人で行く方が楽しいだろうという考え方。
3 免許を取っても他の人を車に乗せたくないと言う考え方
4 車には人や物を運ぶ以外の利用方法があると言う考え方
問4 ④「ものすごく大回りをして店まで行った」とあるが、どうして近い道を通って行かなかったのか。
1 スーパーマーケットの駐車場を探していたから。
2 遠くのスーパーマーケットに行こうとしたから。
3 左折だけしてスーパーマーケットに行こうとしたから。
4 スーパーマーケットの駐車場が空いていなかったから。
問5 ⑤「そういうことをやりかねない」とあるが、どのようなことをしてしまう可能性があるのか。
1 駐車や右折が怖いので、運転が慎重になりすぎること
2 駐車場が込んでいるので車を利用しないで歩くこと
3 近所のスーパーマーケットに行くのにも車を使うこと
4 運転が楽しくなって、週末には必ずドライブに行くこと
問6 筆者は自分が車の免許を取ることについて、どのように考えているか。
1 もともと車は好きではないが、最近必要性を感じるので、免許を取るつもりだ。
2 慎重に運転すれば事故を起こすこともないだろうから、免許を取るかどうか決められない。
3 駐車場のスペースが十分空いていないので、免許を取るかどうか決められない。
4 上手に運転できるようになれるか心配なので、免許を取るかどうか決められない。
知り合いには五十歳を過ぎて免許を取った男性たちがいる。彼らに免許の話を聞こうとすると、話が途切れることはない。苦労して取ったので、その喜びはたとえようもないらしく、目が輝いている。
「運転はいいですよ。ぜひとりなさい。私なんか週末、必ずドライブに行ってます」
と勧められた。
「家には居場所がありませんからね。でも車の中は僕だけの個室だから」
そういう考え方③もあったのかと私はうなずいた。
もう一人は、無事に免許を取っても、最初は右折(うせつ)(注2)をするのがとても怖かったという。駐車をするにも、③スペースがあるときは問題ないのだが、二台の車の間に駐車するとなると、舞い上がって(注4)しまうといっていた。
免許を取って直後、彼は近所のスーパーマーケットに行こうと試みた。彼がまずやったのは、徒歩(とほ)(注5)でその店まで行き、駐車場が空いているかを確認することだった。そして右折ばかりを繰り返し、ものすごく大回りをして店まで行った④というのである。
この話は笑い話として伝えられているのだが、もしも免許を取ったら、私も⑤そういうことをやりかねない。最近は年配の人も車を運転しているし、それを見ると自分もしてみたくなる。しかし適性や事故を起こしたらなどと考えはじめると、便利だからという気持ちは、しゅーっとしぼんでいってしまい、いまひとつ教習所の門を叩くまでにはいたっていないのである。
(注1)~とすら思う:~とまで思う、~とさえ思う
(注2)右折:道を右に曲がること。車が左側を通行する日本で は、交差点で右折するときには前から来る車に十分する必要がある。
(注3)スペース:空いていうる場所。
(注4)舞い上がる:どきどきした気持ちになる。
(注5)徒歩で:歩いて。
(注6)年配の人:中年以上の年の人。
(注7)いまひとつ:あと少しのところで
(注8)教習所:車の運転技術を教える学校
問1 ① 「必需品になるのではとすら思うようになった」とあるが、どうしてか。
1 最近タクシーがつかまらないことが多いから。
2 若い時より重い荷物を運ぶのが大変だから。
3 年寄りがみな運転するようになっているから。
4 年寄りにとってドライブは楽しいものだから。
問2 ②「欲しい本も、次の機械にとあきらめざるをえない」とあるが、では筆者はあきらめてどうするのか。
1 運転免許を取るまで本を買うのをがまんする。
2 タクシーに乗って欲しい本を買いに行く。
3 自分で持ち帰れる数の本だけ買うようにする
4 もう欲しい本を買うのはやめることにする。
問3 ③「そういう考え方」とあるが、どのような考え方か。
1 家が狭かったら車の中で生活すればよいという考え方。
2 ドライブは一人で行く方が楽しいだろうという考え方。
3 免許を取っても他の人を車に乗せたくないと言う考え方
4 車には人や物を運ぶ以外の利用方法があると言う考え方
問4 ④「ものすごく大回りをして店まで行った」とあるが、どうして近い道を通って行かなかったのか。
1 スーパーマーケットの駐車場を探していたから。
2 遠くのスーパーマーケットに行こうとしたから。
3 左折だけしてスーパーマーケットに行こうとしたから。
4 スーパーマーケットの駐車場が空いていなかったから。
問5 ⑤「そういうことをやりかねない」とあるが、どのようなことをしてしまう可能性があるのか。
1 駐車や右折が怖いので、運転が慎重になりすぎること
2 駐車場が込んでいるので車を利用しないで歩くこと
3 近所のスーパーマーケットに行くのにも車を使うこと
4 運転が楽しくなって、週末には必ずドライブに行くこと
問6 筆者は自分が車の免許を取ることについて、どのように考えているか。
1 もともと車は好きではないが、最近必要性を感じるので、免許を取るつもりだ。
2 慎重に運転すれば事故を起こすこともないだろうから、免許を取るかどうか決められない。
3 駐車場のスペースが十分空いていないので、免許を取るかどうか決められない。
4 上手に運転できるようになれるか心配なので、免許を取るかどうか決められない。